雅な音とすごす - 奈良の風と空気をあつめて -
奈良時代に日本にもたらされた管楽器「笙(しょう)」。
その音色は天から差し込む光を表すと言われ、雅楽とともに受け継がれてきました。
この会では、奈良を拠点に、古典や国境を超えて伝統雅楽器の魅力を
のびやかに伝えておられる笙奏者 伊藤えりさんをお招きします。
会の前半には雅楽や笙についてお話しいただき、
後半には古典と伊藤さんのオリジナル曲をとりまぜた演奏会を開催いたします。
雅楽はじまりの地 奈良で、五感と心を澄まし、
悠久の時が育んだ音色や文化とともに、初秋の夕べをすごしませんか。
日頃何気なく耳にしている音楽もその楽器や文化的背景に親しむことで、
また新しい魅力に触れることができるかもしれません。
講師・演奏/笙奏者 伊藤えり
日時/ 2019年9月21日(土)17:00→19:00
参加費/3,500円(税込/*奈良のお菓子とお茶付)
定員/15名(予約制)
会場/[鹿の舟]繭
※ご予約・お問合せは繭(0742-94-3500)まで
満席以上となりました。ありがとうございました。
*奈良のお菓子とお茶
奈良大宇陀のcafe equbo*さんがこの季節と会にぴったりの
お菓子をご用意くださいます。
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伊藤えりさん(雅楽・笙奏者)プロフィール
東京藝術大学音楽学部楽理科卒。
多忠麿、多忠輝、芝祐靖、松井北斗、宮田まゆみの各師に師事、
笙奏法、雅楽合奏、右舞(うまい)を習う。
在学時より雅楽演奏団体「東京楽所」にて国立劇場、
サントリーホールなどの舞台、音楽祭、録音に参加。
10年ほど前から古典の雅楽の演奏、紹介だけではなく、
即興をベースとした演奏や作曲によって
笙単独の魅力を広める活動をおこなっている。
8年前より憧れの地、奈良に移住。
ここ数年は香港、韓国、アメリカ、ドイツなどとの交流があり、
海外に笙や雅楽を紹介する機会も増えている。
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