茶がゆ教室 開催いたしました
冬の寒さが少し和らぎ、日差しが温かい2月4日、
「観光案内所 繭」にて、茶がゆ教室を開催いたしました。
まずは、「ちゃんぶくろ」を作ります。
茶がゆは、「ちゃんぶくろ」に茶葉を入れて作ります。
飯田さんオリジナルのちゃんぶくろは、
口をしっかりと閉じることができるので、使い勝手がとても良いのです。
使い込むほどにお茶の色に深く染まっていく、ちゃんぶくろ。
色の変化を味わうのも茶がゆ作りの楽しみの一つです。
皆さま、真剣な面持ちでちくちくと針を通します。
ひと針ひと針、丁寧に縫い合わされ、
それぞれのちゃんぶくろが完成しました。
ひと段落した後は、茶がゆの作り方を学びます。
早朝から浸けておいたお米を火にかけていきます。
茶がゆが出来上がるまでの間、飯田さんから奈良や茶がゆにまつわる
様々な話を伺います。
茶がゆが完成したころには、お茶の良い香りがお部屋に広がっていました。
できたての温かい茶がゆは、さらっとしていて食べやすく、
付け合わせのごはんのお供や行法味噌と合わせるとお箸が進みます。
食後には、月ヶ瀬の和紅茶と、修二会で使用する造花の椿「糊こぼし」を
模した和菓子「南無観椿」を召し上がりながらの、談笑の時間となりました。
笑い声も飛び交い、とても和やかな雰囲気の中で会はお開きとなりました。
ご参加いただいた皆さま、有難うございました。