しめ縄づくり 開催いたしました
昨年末、新しい年を迎えるための準備として、
「観光案内所 繭」にてしめ縄づくりを開催いたしました。
繭では2回目となるしめ縄づくりの教室。
今年は、[鹿の舟]で育てた藁(わら)と金柑を用いて
体験していただきました。
その土地の物をその土地で活かす。
昔の人々にとっては当たり前の日々の暮らしの中に、
今では忘れかけている大切なことが含まれているように感じます。
まずは自己紹介。
初めて顔を合わせる方が多い中、お互いに紹介し合うことで
緊張がほぐれていったようです。
藁を手に取ると、懐かしさを感じる香りが鼻をかすめます。
藁を綯う(なう)場面では、なかなかコツが掴めず首をかしげる方も多い中、
先生がお一人ずつに手ほどきをしてくださり、少しずつ形になっていきます。
綺麗に並べられた裏白(うらじろ)、金柑、「笑門」の檜の木札、四手(和紙飾り)。
好みの大きさや形を選んでいきます。
髭のような可愛らしい裏白から、羽を広げたように大きな裏白。
葉の付き方や、大きさの加減が微妙に異なる金柑。
どっちの方が可愛く仕上がるかなと何回も選び直し、こだわりを詰め込みます。
時には、となり同士で相談しながら思い思いの形に仕上げていき、
和気あいあいとした雰囲気の中での開催となりました。
ご参加いただいた皆さま、有難うございました。