奈良東部の冬めぐり 月ヶ瀬の織子を訪ねて 展 開催中です
奈良東部、月ヶ瀬で使われてきた古い機(はた)道具の数々。
かつて、様々な人の手と道具を介して紡がれる麻糸を使い、
冬のひんやりと冷えた工房では、朝早くから機の音がトントンと響きます。
蔵1階では、古道具の展示を通じて当時の織子の手仕事を覗きます。
冬を生きるために織り続ける女性たち。
朝早くから日が暮れるまで機に座る女性たちを想像しながら、
道具を眺めてみてください。
2階では、当時、工房で機を織っていた織子の写真を飾り、
当時の様子を語る声に耳を傾けることのできる空間になっています。
織子として生きてきた女性が紡ぐ、言葉の数々。
織子同士、お互いに明るく励まし合い、
時に皆で歌いながら冬を乗り越えたと、彼女は言います。
当時、冬の寒さの中で耐え抜いた女性たちの強さを肌で感じ、
強い生き様が感じられる言葉に、じっくりと耳を澄ましてみてください。
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奈良東部の冬めぐり
月ヶ瀬の織子を訪ねて 展
開催期間/2017年11月16日(木)→2018年1月14日(日)
9:00→17:00(年中無休)
場所/[鹿の舟]繭Mayu 展示室
入場無料
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◎蚊帳生地にふれる
会期中、白雪ふきんの販売を行っております。
昔の織物の技術が、蚊帳生地として現代の生活に合わせた変化を遂げ、
私たちの生活により身近な生活用品となりました。
毎日使うものだからこそ、しっかりと使い続けられる
蚊帳の商品に触れてみてください。
◎月ヶ瀬をあじわう
「極月の大和茶会」 2017年12月3日(日)
月ヶ瀬の魅力を五感で味わう時間です。
強いこだわりを持って作られる「ティーファーム井ノ倉」井ノ倉光博氏の淹れる、
極上の大和茶をじっくり味わえます。