包丁の柄オーダー会 開催いたします 3/22(火)

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奈良[鹿の舟]からめぐる日本 鳥取編 より


鳥取マルシェに出店のCOCOROSTOREさんに、
包丁の柄(桜)を選んでいただくオーダー会を開催いただきます。

お好きな桜の柄を選び、
世界に一つの、こだわりの包丁をオーダーいただける機会です。

包丁は次の世代まで伝え、使い続けられる品です。
作ってくださるのは、大塚刃物鍛冶さん。
素晴らしい切れ味の包丁を作って下さいます!
当日、会場でお待ちしております!


日時/3月22日(火) 13:00~17:00
場所/[鹿の舟]繭 二階

※出来上がりは注文から3ヶ月程度要します。

包丁について

この包丁の鋼は、島根県安来市(昔から山陰では良質な鉄が採れる場所であり 古来からの製鉄法 たたら製鉄 にて鋼を安来にて制作されている)でつくられた玉鋼を使用しています。山陽地方で採れる軟鉄に玉鋼を挟み、割込み鍛造し唯一無二の切れ味をもつ刃物に仕上げています。
刃の表面に波模様が入っているのは、日本海の荒波を表現しています。
普段の手入れとしては洗浄後、乾いた布で拭き取りください。
注意点としては冷凍品を切ったり、削いだりすると刃こぼれの原因となりますので解凍してからお使いください。
メンテナンスは1年に1度、砥石で研ぎ、その後、植物油を刃全体に伸ばします。
砥石で研ぐのが不慣れな場合は、研ぎ器でも結構です。
ご使用時サビが付いた場合、サビの部分に重曹を付けて、大根やジャガイモなど根菜類を輪切りにカットしたものや、ワインコルクを半分にカットした断面の部分で水洗いして戴ければサビとりが出来ます。
多少の錆びは体内にて鉄分として吸収されますので女性の方に多く見られる鉄不足や貧血予防にも繋がります。
お子様が出来た時や、料理教室へ通い始める時、鉄鍋、鉄包丁を勧められるのは上記内容の意味あいがあります。

贈り物としても刃物を選ばれる方が多いですが、なかには
「包丁をプレゼントしたいが縁起が悪いのでは?」といったご質問を頂くことがあります。「縁起が悪いのでは?」と懸念されているお客様の多くは、包丁等の刃物類は、刃物の切れるという部分から、縁を切るともとれるので、ご心配なさるのではないでしょうか。
しかしながら、包丁・刃物は縁起の良い神聖なもので、様々な風習で用いられていることが数多くあります。結婚式のケーキ入刀で用いる「ウェディングナイフ」、厄年に厄を断ち、開運の祈願を込めて用いられる「厄除け包丁」、道路・建物等の開通・開館式でのテープカット用の「はさみ」、進水式での「斧」花嫁衣裳の打掛けには、守り刀である「懐剣」が、ご両親の代わりとして添えられます。また古くから皇室では、悪や不運を断ち幸運を呼ぶものとして、慶事に刀剣を贈る風習があるそうです。
例を挙げても、これだけ包丁・刃物は、「神聖なもの・縁起のよいもの」として扱われています。
また「人生・幸運を切り開く」という部分でもとても重要視され、包丁は贈り物として最適なものともいわれています。
365日、毎日ご使用いただいても最低30年以上研いで使用出来る包丁を取り揃えておりますので是非末代までご使用ください。