稲刈り
先週の日曜日に行った[鹿の舟]の稲刈り。
地域の方や観光で来られた方、子どもから大人まで一緒になり、
笑顔が飛び交う明るい雰囲気の中で行われました。
少し大きな軍手をはめ、初めて触れる鎌にドキドキしている子どもたち。
額に汗を光らせ、どうしたらもっと上手にできるかなと一生懸命考えながら、
力いっぱい刈り取ってくれました。
子どもたちの元気な様子に、足を止め、稲刈りの様子を
目を細められている方もおられました。
刈り取った後は、少し一服。
田んぼの稲と同じ品種の「ヒノヒカリ」のお米を竈で炊いた、
新米のおにぎりを召し上がっていただきました。
頑張った子どもたちが美味しそうに頬張る姿に
[鹿の舟]は和やかな雰囲気に包まれます。
少し休んだ後は、「はざ掛け」を体験していただきました。
稲架(はざ)と呼ばれる竹を組んだものに、束ねた稲を掛けていきます。
こつを教わりながら、1人ずつ順番に掛けてもらいました。
小さなお子さまも、お母さんに抱きかかえてもらいながら、
自分たちの手で掛けていきます。
はざ掛けは、稲穂を天日と風で乾燥させることで、
お米の粘りやつや、美味しさを長く保つために行います。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。