燈花会
奈良の夏の風物詩として近年賑わいを見せる「なら燈花会」が
8月5日からはじまりました。
「燈火」とは、蝋燭の灯心の先にできるという、
花の形をした蝋のかたまりのことをいいます。
これができると縁起が良いと言われています。
なら燈花会には10か所ほど会場があり、それぞれの会場ごとに
違った趣向が凝らされており、様々な灯りに心が癒されます。
また、それぞれの会場への途中の道筋は、たくさんの灯りが連なっており、
人々をまた別の会場へと案内します。
蝋燭の灯に浮かび上がる東大寺、
興福寺の五重塔と灯が美しい猿沢池、
灯が水面に映える浮見堂、
いつもとは違う幻想的な雰囲気を感じられます。
観光案内所 繭では、燈花会のご案内もしております。
夏の10日間、今しか味わえない夜の風景をお楽しみください。