竈ごはん
「始めちょろちょろ中ぱっぱ 赤子泣くとも蓋取るな」
ほとんどの方が炊飯器でご飯を炊く今、
もうすっかり聞くこともなくなってしまいました。
この言葉が何を意味するのか、
ご存じの方も少なくなってきたのではないでしょうか。
「はじめのうちは火を弱くし、中ごろは火を強め、
途中で蓋を取ってはいけない」
と、ご飯の炊き方を言ったものです。
何だか歌のようですね。
こんな便利な時代だからこそ、手間暇かけて
炊いた竈ごはんは何とも言えない味わいがあります。
食堂 竈では、吉野の檜を薪として、
竹筒で空気を吹き込んで火をおこし、
奈良県産の美味しい竈ごはんをご提供しています。
一番のおすすめは、何といっても朝一番の炊き立ての竈ごはん。
炊き上がりは一粒一粒がしっかり立っており、おかずとの相性も抜群です。
ぜひ一度、早起きして味わっていただきたい美味しさです。
朝ごはんのメニューはこちらをご覧くださいませ。
奈良町にお越しの際は、ぜひ竈にお立ち寄りください。