鹿の舟のいま

竈ごはん

竈.JPG

 

 

「始めちょろちょろ中ぱっぱ 赤子泣くとも蓋取るな」

 

 

ほとんどの方が炊飯器でご飯を炊く今、

もうすっかり聞くこともなくなってしまいました。

 

この言葉が何を意味するのか、

ご存じの方も少なくなってきたのではないでしょうか。

 

「はじめのうちは火を弱くし、中ごろは火を強め、

途中で蓋を取ってはいけない」

 

と、ご飯の炊き方を言ったものです。

 

何だか歌のようですね。

 

こんな便利な時代だからこそ、手間暇かけて

炊いた竈ごはんは何とも言えない味わいがあります。

 

 

食堂 竈では、吉野の檜を薪として、

竹筒で空気を吹き込んで火をおこし、

奈良県産の美味しい竈ごはんをご提供しています。

 

薪 (1).JPG

 

 

一番のおすすめは、何といっても朝一番の炊き立ての竈ごはん。

炊き上がりは一粒一粒がしっかり立っており、おかずとの相性も抜群です。

 

ぜひ一度、早起きして味わっていただきたい美味しさです。

 

朝ごはんのメニューはこちらをご覧くださいませ。

 

 

奈良町にお越しの際は、ぜひ竈にお立ち寄りください。

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