目線を上げると
奈良町といえば、
家の軒先にぶら下がっている赤い申のぬいぐるみ
「身代り申」がよく知られています。
庚申さんのお使いの申をかたどったこのお守りは、
家の中に災難が入らないようにと、私たちの代わりに厄を受けてくれています。
鹿の舟では、観光案内所 繭の西側、
昔、玄関として使用していた軒先に吊るしており、
鹿の舟を見守ってくれています。
奈良町に足を延ばし、
少し目線を上げると・・・
こちらは、鍾馗様。
瓦の材料でつくられた魔除けの人形で、町家の入口の屋根の上に置き、
家の中に悪いことが入ってこないようにするためのお守りとされています。
京都の清水界隈では多く見られるようですが、
ここ、奈良町でもいくつか目にすることができます。
そして、鹿の舟では、
観光案内所 繭の奥にある蔵の屋根。
食堂 竈の煙突。
思ったより小さかったのが印象的です。
少し目線を上げるだけで、ひと味違う奈良町に出会えます。
散策の際には、是非、鹿の舟にもお立ち寄りください。
食堂 竈や、喫茶室 囀では、
朝ごはん、お昼ごはん、飲み物にスイーツなど、
どの時間帯でもお楽しみいただけます。