月乃音 中国茶稽古 10月開講
月乃音 中国茶稽古記録 10月
於studio noix
中國大陸 福建省厦門
16世紀初、福建省の最大の港「厦門」より
ヨーロッパへ輸出された烏龍茶は各地で薬として、
サロン文化の象徴として、愛飲され発展しました
「中茶厦門 厦門茶葉輸出入有限公司」1950年創設
中国内、茶の主要な産地で伝統的な工程により製茶を伝承、
世界58か国への輸出を行う茶会社(「黄茶」以外のすべての茶を製造)
4月、乃月先生が訪ねられた「中茶」の3種の茶を学びます
鉄観音/2024年3月26日
甘味が強く、華やかで香ばしい香り
焙煎の技術は味に反映され熱々の風味が明るく、
ぴりりとした酸味が感じられます
舌に残る「酸味」は鉄観音の風味に欠かせない味
豆鼓と豚肉の炊き込みご飯と合わせて
左/三印水仙/2024年3月7日
武夷山麓
シナモンのよう香料味ある特徴ある香り
焙煎と発酵の風味がふわりと漂う
右/水仙AT117
武夷山山中
口の中に長くとどまる、柑橘を思わす風味
熱い温度で茶を愉しむため、
茶道具との距離感や感触、重さ、所作を確かめ
反復し実践する茶入れ
山査子の蜜煮をほおばりながら
茶杯ひとつひとつ、茶を飲む人を思い浮かべ
同じ時間をともに過ごすひと時を味わいます
乃月先生の旅の風景を想い
呼吸を整え、向かう中国茶の時間
次回11月19日(火)開講です